tenugui

鉄瓶に欠かせない手ぬぐいの文様と機能性

 05/10/2017   

伝統的な文様には日本人の願いが込められている

鉄瓶のお湯を注ぐうえで、かかせない存在が「手ぬぐい」だ。
ミトン派であろうとも、鉄瓶愛用者なら1枚は欲しいアイテムではないだろうか。
手ぬぐいの魅力はおおきく2つある。
1つ目は「文様(柄)」だ。

あなたも含め、大半の日本人の頭の中は
「手ぬぐい=まめしぼり(柄)」なのではないだろうか。

「まめしぼり」は、お祭りなど身近な場面に必ず登場する馴染みの深い柄だ。

鉄瓶集中メンテナンス動画でも、お茶で鉄瓶を拭く際に登場した文様である。

もちろん、伝統的な文様は手ぬぐいに限らず、着物・巾着など様々な日本のアイテムに使われている。

目がチカチカするかもしれないが、代表的な文様をご紹介しよう。

亀甲(きっこう)

亀の甲羅をかたどった角型の幾何学模様。甲羅の中に花菱や菊を配置したものもある。

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唐草(からくさ)

つるが四方八方に伸びる様子が、繁栄や長寿を意味する生命力の象徴。

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紗綾形(さやたが)

京都では綸子(りんず)と呼ばれていた。ヒンドゥ教から伝わった文様。

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毛卍文(けまんもん)

獅子の「卍」のような毛を図案化したもの。太陽の象徴でもあり吉祥。

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鱗紋(うろこもん)

魔よけ、厄よけによい柄とされています。

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この他にも、千鳥・菊・ひょうたん・なす・麻の葉など伝統的な文様には様々な願いが込められている。

縁が縫製されていない「切りっぱなし」をあえて選ぶ

2つ目の魅力と言えば「機能性」だ。

手ぬぐいは汗や水を拭いたり身体を洗うなど、用途的に水分を含むことが多い。

そこに多湿な日本の気候が重なれば、当然、速乾性と衛生が求められる。

①縁に水分が溜まらず、空気が行き渡り乾きやすい。

②乾きが早いから、雑菌と臭いを抑制できる。

「切りっぱなし」である利点は、速乾性と衛生だけではない。

「手でちぎれる」のだ。

日常、下駄や草履で行動していた日本人。

困ったことに「鼻緒がよく切れた」そうだ。そんなときに「裂きやすい手ぬぐい」は「緊急の鼻緒」に代用できる。

どれほど手ぬぐいに感謝したことだろう。「裸足で歩かなくて済む」からだ。

現代人も手ぬぐいに感謝できる機会があるから、常時1枚は持参したい。

包帯として使え、応急処置として添え木を固定、三角巾の代用としても利用可能だ。

使い込んだ手ぬぐいの役目は終わらない。

台拭きにしたり、掃除に使ったりと最後の最後までしっかりと働いてくれる。

手ぬぐいは「エコで機能的なアイテム」だ。

手ぬぐい棚が設けられたダイソーとセリアに急げ

私が鉄瓶用にはじめて購入した手ぬぐいがこれだ。「540円(税込)」で売られていた「少し程度の良い」ものである。

青海波(せいかいは)

末広がりで吉祥(めでたい)文様。

seikaiha-patterns

ひとつ手に入れると、ほかの柄が「必ず」欲しくなる。複数を交代して使えば、1枚1枚が長く使えるはずだ。

近場で手軽な入手元として「ダイソー」と「セリア」をオススメしたい。

時期になると「手ぬぐいコーナー」が設けられるからだ。

個人的な感想だが、セリアは「繊維の密度が高く」「センスの良い柄」が手に入る。

一方のダイソーは「生地でリメイク」という付加価値を提供している。巾着袋・瓶袋・タペストリー・ティッシュカバーなど様々な「リメイク」を紹介している。

画像をクリックすると「鉄瓶用手ぬぐいの作り方」が再生される。

鉄瓶用手ぬぐいの作り方

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南部鉄器 鉄瓶メンテナンス永久保存版の全動画再生はこちらから。

動画で使用した東芝スチームアイロン

両店で手に入れた手ぬぐいを紹介しよう。

あさがお/さくら(セリア)

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昔話/だるま(ダイソー)

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花火/金魚鉢(ダイソー)

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幾何学模様(セリア)

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歌舞伎/風鈴(ダイソー)

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海/柴犬(セリア)

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相撲/寿司(ダイソー)

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月うさぎ/温泉(ダイソー)

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今度の休日にでも、ダイソーとセリアに足を運んでみては如何だろうか。

photo by Masahito Ichinose(Japan)


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コンテンツマーケター

プロフィール

一之瀬 公人

masahito ichinose

東京都江東区生まれ。現在は長野県南部在住。妻と息子の3人家族。

モノに対する好奇心が旺盛だったことから『MONO』で有名な雑誌の編集者となる。

広告代理店でクライアントのマーケティングを担当する。モーターショーやゲームショーのブース企画。Fからはじまるミントタブレットなど日本進出する外資企業の浸透戦略を担う。

夢だったニューヨークのクライスラービルを観るため渡米。(ゴジラとアルマゲドンで壊された)

アメリカ・カナダで働いたのち、ハトのマークのボディーソープで有名な外資系トイレタリー企業にヘッドハントされる。外資系ホテルを対象とした特殊部隊に所属。担当ホテルへの営業戦略、部隊全体のマーケティング戦略を担当。

先の経験を買われシティーホテルの支配人を任される。経営ノウハウを積みサラリーマンを卒業し独立。

これを期に、父の故郷である長野県に移住を決める。長野県で好きな地域は、松本市中心部と安曇野周辺。

結婚し長男を授かる。子育ての8割をこなし、厄年から脱却。第二の人生を本格的に歩み始める。

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