一之瀬公人(いちのせ まさひと)

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PCのHDDをSSD換装 おすすめのSATAとは

 11/15/2017   

HDDにとって代わる『SSD』は今が旬だ

『SSDに載せ替える』最適な時期が到来したのかもしれない。

数年前から『SSD化』をもくろんでいた私は『タイミングと移行方法』で躊躇していた。

10年ぐらい前になるだろうか。
世に登場したSSDの高価さに、衝撃を受けたのを覚えている。

アーリーアダプターやマニア向けだった『未来の記録媒体』は、とうとう一般的になりつつある。

安定してPCを支え続けてきた『HDD(ハードディスクドライブ)』。

その存在にとって替わるため『SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)』は『2つの大きな課題』をクリアしなければならなかった。

運用を支え、一般的に求められる

『記憶容量』

そして、

『価格の低下』だ。

ここにきてその課題は『おおむねクリア』されたと実感できる。

今回、取り上げるSSDは

『1GB=約34円』

と激安だからだ。

クラウドや外部メモリーを使い、大量のデータが管理できる時代。

『500GB程度の容量があれば十分』と考えるのは、私だけではないはず。そう、500GB程度のSSDが、もうすでに手ごろな価格で手に入るのだ。

下記の画像をクリック頂くと動画が再生される。SSD換装を検討されている、あなたの参考になれば幸いだ。

【動画】1/5 SSDクローンを作成し換装

・機材開封
・クローン化手順・所要時間
・注意事項

1/5 SSDクローンを作成し換装する

1/5 SSDクローンを作成し換装する

予期せぬ衝撃を恐れ『HDDを労わる』ことに気を遣っている方は多い。

持ち運ぶ機会が多い『ノートパソコン』こそ、SSDの恩恵を受ける筆頭だ。

HDDと比較した場合、最大の強みは衝撃に対する『耐久性』にある。

さらに熱に強く、駆動部分が無いため静音・軽量・消費電力が少なくバッテリーの持ちがよい。

『高速』というメリットも併せ持ち、読み書きスピードはHDDの約3倍。ランダムアクセス(※1)は約40倍というデータもあるほだ。

(※1)メディアに記録されたデータの始まりから参照するのではなく、目的のデータに直接アクセスし読み出す機能。

カセットテープがCD・MDへ。
それらは消え、フラッシュメモリでほとんどがこなせる時代。

数年後『HDDは膨大なデータを蓄積するためだけに利用される補完メディア』になっているかもしれない。

中スペックノートパソコンをSSD化した結果がこれだ

私は仕事柄、PCで作業をすることが多い。

消耗品としてのPCには『タフで安価』を求め、それが買い替えの基準となっている。

現在のメインノートは、
『Lenovo ThinkPad T520』

Win7Pro,Intel Core i5vPro,メモリ8GB,HDD500GB,15.6ディスプレイのスペックで、2万5千円程度で手に入れた超お得PCだ。

ちなみに価格.comで、以下の条件で検索してみると、

・SSD512GB~
・液晶サイズ 14.5~16インチ
・Intel Core i5
・メモリ 8~16GB
・Win 10 Pro

Windows OS のバージョンの違いはあれど、3種類のSSD525GB搭載モデルは、平均81,245円という市場価格。

今回、換装したSSDは下記で、

SSD搭載モデルを購入するよりも『自分で換装したほうが』約33,180円もお得ということが判明した。

Crucial Crucial SSD 2.5インチ MX300 525GB(3年保証)国内正規品


では実際『どのような方法で』クローンを作成したら良いのか。

フリーのソフトでもクローン作製は可能だが、技術的に自信の無い方にはおススメしない。

なぜなら、この作業には『絶対に失敗が許されない』からだ。

手違いでコピー元のデータが消えてしまったら取り返しがつかない。2度と同じ状態には戻らないのだ。

そこで『クローン化』にオススメなHDDスタンドもご紹介しよう。

玄人志向 HDDスタンド 完全消去機能付

このスタンドを使うデメリットは確かにある。

・コピー元のHDDの『同等かそれ以上のSSD容量が必要』。

・説明書は全て英語なので、多少の読解力が必要。

しかし、デメリットを上回るメリットがこのスタンドにはある。

・クローンだけでなくイレイズ(HDD内のデータを完全に除去(0書き))し、個人情報漏洩が防げる。

・合計6TB(1スロット3TBまでの2スロット)USB3.0外付けHDDドライブとして大量のデータが保存できる。

このHDDスタンドは、一時的な目的で終わらないスタンドなのだ。

【動画】2/5 SSD化すると処理速度はどれだけ違うか

・OS起動速度比較
・外部メディアデータ取り込み速度比較
・クリーンアップ・デフラグ・エラーチェック

2/5 SSDクローン換装で、処理速度はどれだけ違うのか比較

2/5 SSDクローン換装で、処理速度はどれだけ違うのか比較

寿命に備えよ SSD換装とクローンバックアップ

ところで、HDDの寿命はどのくらいなのか。HDDの寿命は通常『稼働1万時間』とされている。

別の評価として『起動回数1万回』という意見もある。これは電源ON時に一番負荷がかかるためだ。

それでは、HDDはどうしたら故障するのだろうか。

HDDが故障する要因①

【物理障害】ディスクのそのものの部品破損

主な原因は振動や水没。とりわけ、熱と衝撃に実はめっぽう弱いのだ。

HDDは高速回転する磁気ディスクの『浮力』により、わずかに浮いたヘッドがデータを記録する。

これは『ジャンボジェット機が、地上1cmを飛んでいるようなものだ』と例えられることが多い。

想像はつくだろう。『スレっすれ』だ。
ゆえに、少しの衝撃が加わるだけで、HDDは物理的に故障する恐れがある。

HDDが故障する要因②

【論理障害】データそのものの破損

プログラムの故障。誤操作によるデータの消去や初期化など。

個体差はあるものの『機械の寿命は運である』と申し上げるしかない。

むろん、SSDだって壊れる時が必ず来る。

突然訪れる『故障の保険』として『一部のバックアップ』を取るわけだが、本当に『それだけ』で問題は解決するのだろうか。

実は寿命に備えるとても簡単な方法がある。

SSDを元データとして今度は『不要になったHDDをバックアップしてクローン化』すれば良いだけだ。

万が一、SSDが故障したとしても、HDDに差し替えるだけで直前に『まるごと』クローンした状態に戻れる。

HDDバックアップクローンには、この『即効性』と『安心感』が期待できる。

【動画】3/5 SSDクローン換装後、不要になったHDDを有効活用する

・データ完全消去(イレイズ)
・ボリューム設定とフォーマット
・ダブルHDDドライブ運用
・消費電力比較

3/5 SSDクローン換装後、不要になったHDDを有効活用する

3/5 SSDクローン換装後、不要になったHDDを有効活用する

中スペックで安価なノートPCでありながら、OS起動速度は爆速だ。

全ての作業はサクサクで、動画編集に至っては桁違いの処理スピードを実感している。

次回はあまり知られていないSSDの弱点に触れ、日常気を付けるメンテナンスに着目していく。

Eye catching image by Johannes Plenio(Germany)


プロフィール

一之瀬 公人

masahito ichinose

東京都江東区生まれ。現在は長野県南部在住。妻と息子の3人家族。

モノに対する好奇心が旺盛だったことから『MONO』で有名な雑誌の編集者となる。

広告代理店でクライアントのマーケティングを担当する。モーターショーやゲームショーのブース企画。Fからはじまるミントタブレットなど日本進出する外資企業の浸透戦略を担う。

夢だったニューヨークのクライスラービルを観るため渡米。(ゴジラとアルマゲドンで壊された)

アメリカ・カナダで働いたのち、ハトのマークのボディーソープで有名な外資系トイレタリー企業にヘッドハントされる。外資系ホテルを対象とした特殊部隊に所属。担当ホテルへの営業戦略、部隊全体のマーケティング戦略を担当。

先の経験を買われシティーホテルの支配人を任される。経営ノウハウを積みサラリーマンを卒業し独立。

これを期に、父の故郷である長野県に移住を決める。長野県で好きな地域は、松本市中心部と安曇野周辺。

結婚し長男を授かる。子育ての8割をこなし、厄年から脱却。第二の人生を本格的に歩み始める。

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